1一言の約束
請求書を LINE で撮って送るだけで、AI が読んで検算(数字の計算が合っているかの確認)し、通ったものは会計用のデータになり、人は赤く出た項目と、決めた金額以上の書類だけ見ればよくなります。
人が見る線は、最初の設定で決めます。慣れたら、線を動かせます。
読む人: 請求書・納品書・申込書の転記や集計に、経理・事務の担当者の手を取られている経営者の方。受注後に作る当社。位置づけ: 「人を雇って解こうとしている課題」を、AI の agent(自分で段取りを進める AI)で解く構想の 1 本です。この文書の舞台は、取引先から届く請求書を会計用のデータにする仕事です。介護の記録転記や建設の日報など、他の業種の書類には §6-4 で触れます。
2解く課題
請求書・納品書・申込書は、紙・FAX・PDF・メール添付・スマホの写真と、ばらばらの形で届きます。事務や経理の担当者が、それを会計ソフトや表計算に手で打ち込んでいます。
月末に書類が溜まり、まとめて入力することになります。金額・日付・インボイスの登録番号の打ち間違いは、後になって見つかります。
読み取りの道具(OCR)を入れても、読み間違いの確認は人に残ります。取引先ごとに様式が違い、設定が追いつかない、という声もあります。
労務の事務では、紙のタイムカードや出勤簿、申請書を、勤怠の表に打ち直しています。時間の合計や、シフト・申請との食い違いは、目で突き合わせています。経理では、請求と入金を、1 件ずつ見比べて消し込んでいます。
打ち込みにかかる時間と、打ち間違いの件数は、会社ごとに違います。数字は導入前の計測(実測後)で出します。
3業務分解とボトルネック
請求書まわりの仕事を工程に分けました。番号は「詰まりの大きさ」と「任せても低リスクか」で振っています。番号の小さい所から代替します。番号は目安で、困りごとの大きい所から入れ替えてかまいません。
| # | 工程 | 今やっている人 | 1 回あたりの時間 | 詰まる所 | リスク |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 ★ | 読み取りと転記(取引先・日付・明細・税・合計を打つ) | 事務・経理の担当者 | 実測後 | 月末に溜まる。書類の様式がばらばらで、探して打つのに手間がかかる | 低〜中。打ち間違いは、次の検算で止められる |
| 2 ★ | 検算(明細の合計、小計 + 税 = 合計、税率 8% / 10%、日付、二重の請求) | 担当者の目と電卓 | 実測後 | 目視は抜ける。間違いが会計に入ってから見つかる | 低。決まったルールで機械的に確かめられる |
| 3 ★ | インボイスの登録番号(T + 13 桁)の確認 | 担当者(必要な時だけ) | 実測後 | 1 件ずつ調べる手間がかかり、後回しになる | 低〜中。番号の形と、公表されている情報との照合だけ |
| 4 | 受付と仕分け(届いた紙・FAX・PDF・写真・添付を集める) | 事務 | 実測後 | 入口がばらばら。誰のどの書類が未処理か分からない | 低。入口を LINE の写真・メール添付・フォルダに寄せる |
| 5 | 会計用のデータにする(CSV = 会計ソフトに取り込める表、表計算への出力、勘定科目の当てはめ) | 経理の担当者 | 実測後 | 取引先ごとに科目を思い出して選ぶ。出力の形は会計ソフトごとに違う | 中。取引先ごとの既定の科目を決めておき、迷う書類は人 |
| 6 | 金額の大きい書類の承認、支払の実行、税務の判断 | 経営者・経理責任者・税理士 | 実測後 | 判断が要る | 代替しない決めた金額以上は、人が承認する |
| 7 | 月次の集計・支払予定の確認 | 経理の担当者 | 実測後 | データが揃ってから集計する。月初に集中する | 低。ただし先の段階(§8)に置く |
| 8 | 勤怠・労務書類の突合(タイムカード・出勤簿・シフト・申請の写真を読み、勤怠の表と食い違いを確かめる) | 労務・総務の担当者 | 実測後 | 紙と表の突き合わせが目視で、食い違いや異常が月末に見つかる | 中。給与の計算と労務の判断は人(社労士など)。先の段階(§8)に置く |
| 9 | 請求と入金の突合(読み取った請求と、入金の明細を照らす消込) | 経理の担当者 | 実測後 | 1 件ずつ見比べる。名義の違い・まとめ払い・一部入金で手が止まる | 中。突合の候補を出すまで。消込の確定は人。先の段階(§8)に置く |
★ = この文書の主役です(読み取り・検算・登録番号の確認)。
主役を 1〜3 にした理由は、毎日起きて、決まりごとで済み、間違いを機械で止められるからです。6 は最後まで人に残します。
4AI が代替する範囲と人が残る点
4-1 工程ごとの分担
HITL(Human-in-the-loop)は、人がどこまで関わるかの度合いです。in the loop(人が毎回確認)から on the loop(人は例外と抜き取りを見る)へ、さらに without the loop(設定どおり自動)へ動かせます。会社・書類の種類・取引先ごとに可変で、最初に決め切りません。
「毎回承認」にはしません。検算が合った書類は、最初から自動にできます。人が見るのは、検算が合わない項目、読めない項目、決めた金額以上の書類です。
| 工程 | AI がやる | 人がやる | HITL の段階(初期 → 目指す先) |
|---|---|---|---|
| 1 読み取りと転記 | 写真・PDF から、取引先・日付・明細・税・合計を読み取る。各項目に、値・確からしさ・原本のどこから読んだか、を付ける | 書類の種類・読む項目・取引先の初期設定 | 検算が通れば自動(without、既定)。読めない項目・確からしさが低い項目は人が見る(in) |
| 2 検算 | 明細の合計、小計 + 税 = 合計、税率、日付、二重の請求を確かめる。合わなければ、その項目だけ「赤」にして人へ回す | 検算のルール(税率・端数の扱い)の初期設定 | 合えば自動(without)。合わなければ人(in) |
| 3 登録番号の確認 | 番号の形(T + 13 桁)を確かめ、公表されている情報と照らす | 確認できなかった番号・名前が一致しない番号の判断 | 照合できれば自動。照合できない時だけ人(要確認: 照合の仕組みは §5) |
| 4 受付と仕分け | LINE・メール・フォルダに届いた書類を受け取り、種類を分ける。受け取ったことを送り主に返す | 受け付ける入口と、書類の種類の初期設定 | without |
| 5 会計用のデータにする | 取引先ごとの既定の科目を当てはめ、CSV と表計算に出力する | 取引先ごとの既定の科目、出力の形(会計ソフトに合わせる) | 検算が合い、決めた金額未満なら自動(without)。決めた金額以上は承認が要る(in)。段階は、金額の線を動かして変えられる |
| 6 赤い項目の確認と訂正 | 原本と読み取りの値を並べて見せる。人が直すと、すぐ再検算する。直した内容を、同じ取引先の次回に生かす(設計案) | 赤い項目を見て、直して承認する | 人が持つ。直しが減った取引先から、自動の範囲を広げる(in → on) |
| 7 勤怠の突合・入金の突合(先の段階) | 勤怠の書類を読み、勤怠の表と、シフト・申請との食い違いと異常を挙げる。読み取った請求と入金の明細を照らし、消込の候補を出す | 給与の計算、労務の判断、消込の確定 | 初期は人が見る(in)→ 例外だけ(on)。範囲は先の段階(§8)で決める |
| 8 支払・税務の判断 | しない | 支払の実行、税務の判断、決めた金額以上の書類の承認 | 人が持つ |
4-2 会社に最初に決めていただくこと
- 受け付ける書類の種類(請求書・納品書・申込書など)と、届く入口(LINE・メール・フォルダ)
- 読む項目と、取引先ごとの様式
- 取引先ごとの既定の勘定科目と、出力の形(使っている会計ソフトに合わせる)
- 検算のルール(税率 8% / 10%、端数の扱い、二重の請求の見方)
- 人が承認する金額の線(決めた金額以上は人)
- 赤い項目を見る人と、通知先・手段
- 書類に含まれる個人情報の扱い、原本の保存場所と期間
- 各工程の HITL の初期段階と、段階を上げる条件
5構成
入力 → agent の処理 → 出力 → 接続先の流れです。「撮って送る → 検算 → 例外だけ人 → 会計用 CSV」です。
- LINE で請求書を撮って送る
- メールの添付
- PDF・FAX の共有フォルダ
- 受け取り
- 読み取り値・確からしさ・原本の位置
- 検算合計・税・日付・二重
- 登録番号の確認
そのまま自動で出力
確認画面(原本と並べて、赤い項目だけ)
人が直して承認 → すぐ再検算
- 接続先は柔軟です。受付の入口は LINE(個人アカウントでも公式アカウントでも)・メール・共有フォルダから選べます。LINE 個人アカウントのつなぎ方は、規約を確かめて導入時に決めます(要確認)。
- 出力は、会計ソフトに取り込める表(CSV)と、表計算の台帳です。取り込みの列の並びは、使っている会計ソフトに合わせて作ります。各社の取り込みの形式は、導入時に確かめます(要確認)。会計ソフトと直接つなぐ形は、先の段階(§8)です。
- 読み取りの道具は、書類に合わせて差し替えられます。活字の請求書で試すのが最初です。縦書きと手書きは、道具の選び方で結果が大きく変わります。日本語の請求書での読み取りの精度は、まだ測っていません(実測後)。導入前の試運転で、会社の実際の書類を使って測ります。
- 登録番号は、国税庁が公表している適格請求書発行事業者の情報と照らす想定です。利用には事前の申請が要ります(要確認)。
- 税率 8% と 10% の混在、和暦、請求書・納品書・申込書で別の様式は、日本の書類向けに用意します。
- 原本の画像は、データに結びつけて残します。保存の要件(電子帳簿保存法など)は、導入時に確かめます(要確認)。
- 書類に含まれる取引先・金額・個人の情報は、外部の AI サービスに送られます。同意の文言、送る前に伏せる項目、保存期間を、導入時に決めます(要確認)。
- 書類の文面に「この指示どおりに動いて」と書かれていても、従いません。読み取る対象としてだけ扱い、不審なものは人へ回します。
- 取り込んだものは全部、台帳に履歴が残ります。うまく動かなかった時は、黙らずに担当者へ知らせます。
6訴求
6-1 営業文面の核(3 行)
- 請求書は、撮って送るだけ。AI が読んで検算し、合ったものは会計用のデータになります。月末にまとめて打っていた入力が、届いた日に片付く方向に変わります。打ち間違いは、会計に入る前に止まります。
- 人が見るのは、赤く出た項目と、決めた金額以上の書類だけ。転記の担当が、打つ仕事から、確認する仕事に変わります。金額の線は、最初に決め、慣れたら動かせます。
- データになるから、その先も任せられます。月次の一覧、支払予定、資金繰りの下書きまで、同じデータから出せます。
6-2 どんな効果が出るか(定性。数字は導入後に測る)
- 月末に溜まっていた入力が、日々に分かれます。月初の締めの前に、手が詰まらなくなります。
- 金額・日付・登録番号の打ち間違いが、入口の検算で止まります。会計に入ってから見つかる手戻りが、減る余地が出ます。
- 担当者が見る書類が、赤い項目と大きな金額だけになります。時間が、確認と相談に戻ります。
- 書類が、台帳のデータとして溜まります。集計や支払予定を、同じ台帳から出せる土台になります。
測る指標は 5 つです。導入前後で比べます。数字は実測後に出します。
- 月末の入力にかかる時間
- 打ち間違いが後で見つかった件数
- 人が確認した項目の数と、全体に占める割合
- 書類が届いてから、データになるまでの日数
- 担当者が手で打った書類の件数
この仕組みの読み取りの精度は、日本語の請求書ではまだ測っていません。精度の数字は載せません。他社の製品が示す数字も、当社の約束としては使いません。
6-3 想定される反論と答え
| 相手の反論 | 答え |
|---|---|
| 「AI が読み間違えたら、間違ったデータが会計に入るのでは」 | 読み間違いは、ゼロにはなりません。だから、読み取りのあとに検算を置きます。明細の合計、小計 + 税 = 合計、日付、二重の請求が合わなければ、その項目は赤くなり、人に回ります。読めない文字も、赤くなります。決めた金額以上の書類は、検算が合っても人が承認します。原本と読み取りの値を並べて見られるので、確認は 1 項目ずつで済みます。 |
| 「会計ソフトにも、請求書の読み取り機能がある」 | 会計ソフトの機能で足りる会社は、そちらで十分です。当社の仕組みが効くのは、次のような会社です。LINE・メール・フォルダなど、複数の入口から届く。取引先ごとに様式が違う。検算のルールと、人に回す金額の線を、会社ごとに決めたい。入口を 1 本にして、赤い項目だけを 1 か所で見られます。会計ソフト側の機能の中身は、当社ではまだ確かめていません。お使いの会計ソフトで、導入前に確かめます(要確認)。 |
| 「うちの書類は、様式がばらばらで、手書きも多い」 | 様式は、取引先ごとに初期設定で登録します。直した内容は、同じ取引先の次回に生かす設計です。手書きと縦書きは、読み取りの結果が大きく変わる所です。最初は活字の請求書から入り、手書きの申込書や帳票は次の段階にします。読み取りの結果は、試運転で会社の実際の書類を使って確かめます。 |
6-4 経理以外の書類の方へ
経理の請求書で土台を作り、同じ骨格(読む → 検算 → 例外だけ人 → 台帳)を、他の書類にも広げられます。帳票ごとに、読む項目と検算のルールを決める作業が要ります。
- 介護: 紙の記録や連絡票を、台帳に転記する仕事に使えます。利用者の情報を含む書類は、外部の AI サービスに送る前の同意と、伏せる項目を先に決めます(未調査。要確認)。手書きが多い場合は、次の段階です。
- 労務の事務: タイムカードや紙の出勤簿の写真を読み、勤怠の表に転記して、時間の合計を検算し、食い違いを知らせる仕事に使えます。給与の計算そのものと労務の判断は、人(社労士など)が持ちます。従業員の個人情報の扱いは、先に決めます(未調査。要確認)。先の段階です。
- 入金の確認(消込): 請求書のデータが台帳にあれば、入金の明細と照らして、突合の候補を出す仕事に広げられます。確定は人です。請求書の発行は、この文書の範囲の外です。先の段階です。
- 建設: 現場の日報の写真を、台帳に転記して集計する仕事に使えます。手書きの日報は、読み取りの結果を試運転で確かめてから範囲を決めます。
7デモ動画の台本(60-90 秒、合計約 81 秒)
画面はすべて、架空の会社「株式会社サンプル商事(架空)」の請求書と、架空のデータです。冒頭に「架空のデータです。構想段階の画面です。LINE・通知は模擬です」と注記を入れます。1 枚の請求書の「撮る → 読む → 赤を直す → 承認 → CSV → 月次の一覧」を、1 本の流れで見せます。画面に出る件数や日付は例で、効果の数字ではありません。読み取りの「精度」や「% の確度」は、画面にも字幕にも出しません。
公開中です。動画はページ上部でご覧いただけます。
| 場面 | 画面 | 字幕 | 見せる価値 |
|---|---|---|---|
| 1(約 12 秒) | 月末の事務の机。請求書の山と、会計ソフトに手で打つ画面。打ち込みの途中で、金額の桁を見間違える | 「月末の請求書の転記、溜まっていませんか」 | 課題の核。月末の溜まりと打ち間違い |
| 2(約 15 秒) | 担当者役が、LINE の「経理受付(デモ)」に、株式会社サンプル商事(架空)の請求書を撮って送る。「受け取りました。読み取ります。確認が要る所だけお知らせします」と返る。請求書の画像の上で、取引先・請求日・登録番号・明細・小計・税・合計の順に、項目が埋まっていく | 「撮って送るだけ。AI が読み取ります」 | 入口が LINE の写真 1 枚。読み取りの動き |
| 3(約 15 秒) | 検算。小計 100,000 + 消費税 10% の 10,000 = 合計 110,000 に、緑のチェックが付く。1 項目だけ赤くなる。支払期日が、原本の文字がにじんで読めず「20XX/02/2?」と出て、「要確認」の札が付く | 「合えば、そのまま。怪しい所だけ赤」 | 検算が通る所は自動。例外が 1 項目だけ目に見える |
| 4(約 13 秒) | 担当者役が、赤い項目に原本と並べて「20XX/02/28」と打ち直す。すぐ再検算され、赤が消える。[承認] を押す。横に「決めた金額以上の請求書は、承認が必要」と、初期設定の表示が出る | 「人が見るのは、赤い項目だけ」 | 人が残る点。金額の線を、人が決めている安心 |
| 5(約 12 秒) | 「CSV に出力しました」。会計ソフト取込用の CSV の 1 行(日付・借方科目・金額・貸方科目・取引先・支払期日)が出る | 「会計ソフト用の CSV ができる」 | データとして使える形で出てくる |
| 6(約 10 秒) | 月次の一覧。今月届いた請求書が、取引先・請求日・合計・状態で並ぶ。1 行が赤の「確認待ち」。画面の隅に 1 行「次は、月次の集計と支払予定まで」 | 「溜まったデータは、そのまま集計の土台に」 | 変化した月末。最大限の未来を 1 行で見せる |
締めの 1 画面(約 4 秒): 「書類→データ化 — 構想段階。無料ヒアリングはこちら」と、https://hearing.automateaugment.com/diagnosis?c=p7&t=hub を表示します。場面の合計は約 77 秒、締めを入れて約 81 秒です。効果の数字と価格は入れません。
8最大限の未来
ここは、この仕組みの先に見せたい姿です。初版の範囲ではありません。書類がデータになると、そのデータを AI が使えるようになります。
- 集計と月次のレポートが、自動で届きます。取引先別・科目別の合計、先月との違い、月次の一覧を、締めの前に AI がまとめます。月初に、担当者が集計から始める必要がなくなります。
- 支払予定と、資金繰りの下書きが出ます。請求書の支払期日から、今月・来月の支払の一覧を作ります。入金の予定を読み取れば、資金繰りの下書きまでつなげられます。支払の決定は、人が持ちます。
- 会計ソフトと、直接つながります。CSV を取り込む形から、承認済みのデータが会計ソフトに自動で入る形に進めます。連携の可否は、会計ソフトごとに確かめます(要確認)。
- AI が、データを使って判断を手伝います。「支払が重なる週」「いつもと違う金額の取引先」「二重の請求の疑い」を知らせ、確認する点を挙げます。決めるのは経営者です。
- 他の書類にも広がります。納品書・領収書・申込書・手書きの帳票・日報・記録に、同じ骨格で広げます。問い合わせに添付された書類も、AI 事務・CS アシスタントから、同じ台帳に流れ込みます。
どの段階でも、支払の実行と税務の判断は人が持ちます。広がるのは、読む・検算する・並べる・知らせる側です。
9導入の流れ
入口は無料ヒアリング(https://hearing.automateaugment.com/diagnosis?c=p7&t=hub、1 画面 1 問・約 7 問)です。価格帯は、ヒアリング後に個別にご提示します。
無料ヒアリングはこちら期間はすべて「実測後」です。
- 1. 無料ヒアリング
続けて面談でも伺います。届く書類の種類と入口(紙・FAX・PDF・写真・メール)、1 か月に届く書類の量、入力にかかっている時間、今使っている会計ソフト、人に確認してほしい線を確認します。動画と構想をご説明します。 - 2. 初期設定で決めること(§4-2 の一覧)
- 受け付ける書類の種類・入口・読む項目・取引先ごとの様式
- 取引先ごとの既定の科目と、出力の形
- 検算のルール
- 人が承認する金額の線
- 確認する人と通知先
- 個人情報の扱い・原本の保存場所と期間
- 各工程の HITL の初期段階と、上げる条件
- 3. 試運転
会社の実際の書類を使って、読み取りと検算の結果を確かめます。検算が通れば自動で通し、決めた金額以上の書類と、検算が合わない項目だけを人に回します(既定)。金額の線は、初期設定で決めます。結果を見て、取引先ごとの様式と金額の線を直します。 - 4. 本運用
直しが減った取引先から、金額の線を上げ、人に回る範囲を減らします(on → without)。例外と抜き取りだけ見る運用にします。
書類のデータ化での導入実績は、まだありません。現場の流れに合わせて、一緒に作ります。
10付録
当社の経験(公開してよい範囲)
- 不動産の資料入力・確認から、AI による調査、レポート出力までをつなぐ業務ツールの設計・実装・検証・引き継ぎ(業務委託、匿名)→ 人が確認・承認する画面と、資料・データの取り扱いに使う技術
- 運営者向け管理画面・データ管理・レポートを備えた Web サービスの開発(受託、匿名)→ 台帳・月次の一覧の画面に使う技術
- LINE での受付と、Web での選択・決済・生成処理をつなぐ自社サービスの開発 → LINE から写真を受け取る入口に使う技術
- Claude Code・Codex 等の AI 開発環境と、n8n 等とつないだ業務フローを構築・活用(自社)
- 書類のデータ化での導入実績は無い。件数・効果率は載せない。情報の転記・照合は「対応できる領域」であり、実績としては書かない
法規メモ(未確認を含む。弁護士助言ではない)
- インボイス登録番号の実在確認: 国税庁の適格請求書発行事業者公表システムの Web-API は無償。利用前に申請して application ID を発行する。申請書類(利用目的の説明)が要り、「国税庁が保証しない」旨の表示が要る。ページに最終更新日の記載が無く、現在の手順は変わっている可能性がある。2026-10 のインボイス制度の改正内容は未調査
- 電子帳簿保存法の要件(原本画像の保存・検索・タイムスタンプなど)は未調査
- freee・マネーフォワードの CSV 取り込み形式は未確認(動画の CSV は汎用の仕訳形式の例)
- 書類の個人情報・取引先情報を外部の AI サービスへ送る件(同意・伏せる項目・保存期間)は未調査。介護の記録は、より慎重に扱う情報にあたりうるが、未調査
- 日本語の請求書・手書き・縦書きでの読み取りの実測は無い。精度は載せない